みなさん、こんにちは!
ココナッツ東京店のリクです。
海の中に広がる色とりどりのサンゴ礁。
見た目が植物や岩のようなので、「サンゴって植物・岩?」と思われる方も少なくありません。
ですが、実は**サンゴは植物ではなく「動物」**なんです!
今回は、ダイバーなら知っておきたいサンゴの秘密をご紹介します。
サンゴは何の仲間?
サンゴは**刺胞動物(しほうどうぶつ)**というグループに分類されます。
この仲間には、
などがいます。
つまり、クマノミが暮らしているイソギンチャクとは意外と近い仲間なんです。
サンゴの一つひとつは「
ポリプ」と呼ばれる小さな動物で、口の周りには細い触手があります。この触手には毒を持つ刺胞があり、小さなプランクトンを捕まえて食べています。
サンゴはどうやって大きくなるの?
ポリプは体の下から
炭酸カルシウムを分泌し、少しずつ硬い骨格を作っていきます。
そして分裂を繰り返しながら仲間を増やし、何十年、何百年という長い時間をかけて巨大なサンゴ礁を作り上げます。
私たちがダイビングで見る大きなサンゴは、
無数の小さなポリプが集まってできた集合体なのです。
サンゴの色がきれいな理由
サンゴそのものは、実は真っ白に近い色をしています。
あの鮮やかな赤や緑、茶色などの色は、体の中で暮らしている**褐虫藻(かっちゅうそう)**という植物プランクトンの仲間によるものです。
褐虫藻は太陽の光を使って光合成を行い、その栄養の一部をサンゴに分け与えています。
一方でサンゴは、
を褐虫藻に提供しています。
このように、お互いが助け合って生活する関係を
共生と呼びます。
サンゴが白くなる「白化現象」
白化とは、サンゴが様々な要因で共生している褐虫藻が死んでしまったことで、骨格が透けて見えることで白く見える現象です。
白化したからといって、すぐにサンゴが死んでしまうわけではありません。
水温が元に戻るなど環境が改善すれば、再び褐虫藻を取り込み回復することもあります。
しかし、白化が長期間続くと十分な栄養を得られず、命を落としてしまうこともあります。
ダイバーにできるサンゴの守り方
私たちダイバーにも、サンゴを守るためにできることがあります。
- サンゴに触らない
- フィンキックで砂を巻き上げない
- 中性浮力を身につける
- 器材をサンゴに引っ掛けない
- ゴミを持ち帰る
ほんの少し意識するだけでも、サンゴへの負担を減らすことができます。
まとめ
サンゴは植物ではなく、小さな動物が集まってできた生き物です。
さらに、褐虫藻と協力しながら生きることで、美しいサンゴ礁という豊かな海の環境を作り出しています。
ダイビングでサンゴを眺めるとき、「きれいだな」と思うだけでなく、その一つひとつが懸命に生きる動物だと知ると、海の景色が少し違って見えてくるかもしれません。